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2015.04.27 Monday

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    奈良マラソンに挑戦しました

    2011.12.15 Thursday

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       12月11日に、初めてフルマラソンに挑戦しました。



       「奈良マラソン」は関西の市民マラソンとしては大規模な大会です。すでに大阪、神戸、京都がマラソン大会を今年から開催していますが、それに先駆けて奈良では昨年から始まり、今年は2回目です。



       実は、昨年大阪マラソンが開催されると聞いて、ぜひとも第1回大阪マラソンを走りたい、と思って抽選に挑みましたが、結果は落選。しかし、一度マラソンに挑戦したいというエネルギーは消えることがなく、その後「申し込み順」で参加できる奈良マラソンに挑戦することにしました。



       奈良マラソンに申し込みが済んでからのマラソン練習となりましたが、半年以上も練習できるので、運動をしていないメタボな体を少しはアスリートな体型にするべく、ウォーキングと筋力づくりから始めました。そのため、ランニングを始めたのは本番3ヶ月前、しかしその頃で1時間も走ることができず、内心焦っておりました。



       そこで、ちょうど本番2ヶ月前に「長居国際マラソン」というマラソン講座もある10kmマラソンに挑戦することにしました。これまで10kmも走ったことがないのに、10kmを制限時間75分で走るため、最初はペースが分からずに自分の実力以上のペースで走ると3kmほどでばててしまい、半分は歩くことになりましたが、最後はまた走ってなんとか時間内に10kmを完走できました。



       これで多少の自信をもって、本番1か月前に30kmを一人で走ったりして、自分なりに調整をしてみました。しかし、一人でマラソンに参加するのも張り合いがないなあと思っていたので、mixiのマラソンランナーのコミュニティに参加して、同じ奈良マラソンを走る人たちの練習会に参加しました。が、その人たちのスピードについていくのがやっとだったため、今更ながら奈良マラソンを制限時間6時間で走れるかが非常に不安になってくるのでした。



       マラソンは競技時間が長いため、天候に左右されやすいものですが、当日は前日の雨の影響もなく、そして一番気がかりだった気温も下がらず、ベストなコンディションでした。mixiの仲間とエール交換して、いざ本番です。

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       マラソン当日は東北の震災から9ヶ月目でした。そのため、「むすび丸」と一緒に走ることにしました。私も少しずつ震災のことを忘れがちになりますが、むすび丸と一緒にボランティアに行ったことを思い出しながら走ろうと、担いでいたリュックサックにむすび丸を入れて、メッセージを書きました。

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       マラソンのスタートは一番最後です。1万人を超えるマラソン大会はブロック分けされており、速い(自分はマラソンをどれくらいで走れるかを自己申告)人から走るようになっています。そのため、「6時間」と申告した私は最後のブロックになりました。すると、スタートが約8分ほど遅れるため、6時間ギリギリで走れるかどうかもわからない私は非常に不安になってしまい、思わず最初から飛ばし気味に走ってしまいました。

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       最近の経験で、最初から飛ばすと後でえらい目にあう、とわかっていながら、初めてのマラソン、見ることがすべて新鮮でした。道路の横幅いっぱいに人が走り、ずーっと先まで人の頭が見える、そして車道を走れる、さらには信号を心配することなく走れる、そして沿道の人たちがみんなで応援してくれる。こんなことを体験してしまうと、マラソン大会って面白いと思ってしまい、自分を自制しきれなくなっていました。



       足の痛みはそんなにひどくなかったのですが、15kmあたりで長い上り坂が始まると、とたんに足が動かなくなり、走ることができなくなりました。奈良マラソンは大阪や神戸のような平坦なコースではなく、アップダウンが多いコースです。そのため、上り坂で無理をするとさらに足が動かなくなると思い、上り坂は歩いて、下り坂では走ってタイムを稼ごうと完走するための計算をしました。しかしながら、平坦な場所になっても足は動かず、速歩きをするしかない状態で天理市内に入りました。



       天理市は初めてでしたが、宗教都市らしい荘厳なたたずまいで、また沿道の応援も温かくて、こんな山道でも応援してくれるの、というぐらい応援の人は途切れませんでした。そして、ここでの給水ポイントに「ぜんざい」が振舞われると聞いていたので、とても楽しみにしていたのですが、時すでに遅し。私がたどり着く頃にはおぜんざいは空っぽとなっていました。後の30kmあたりでは三輪素麺の振る舞いもあったんですが、ここもすでに空っぽでした(泣)。マラソンで食べることが目標ではありませんが、次の給水ポイントへたどり着く大きな動機づけになるので、特に遅いランナーのために置いてもらえたらなあと思いました。というのも、30km前後から貧血のような状態になり、おそらく低血糖症のような症状になりました。給水ポイントには水やスポーツドリンクがおいてあるだけでなく、バナナや塩飴、チョコレートもありますが、地域特有のものを出していただければなあと後から思います。



       20kmを過ぎた頃から、私を非常に苦しめてくれたのは、前に進まない足だけではなく、「関門」、いわゆる足切りです。マラソンを走って初めてわかりましたが、マラソンは長時間車道を占拠するため、道路には細かく時間設定がされています。ほぼ20km、25km、30km、35km、40kmに関門が設定されていて、もし関門の時間を通過できなければそこでマラソン失格となり、強制的にバスに乗せられることになります。私の足では、20kmで関門まで20分ほどの余裕しかなく、その時間がどんどん短くなり、35km、40km地点では1分を切るまでのスレスレ通過でした。その間、「足が進まないし、もういっそのこと関門でひっかかってバスに乗って楽になりたい」という甘い自分と「あと10km、5kmほどでゴールだから絶対逃げ切ろう」と叱咤激励する自分との戦いがはじまりました。応援の声も「あと5kmだよ、がんばれ」と言ってくれるのですが、正直なところ、5kmも3kmもすでに走る力はなく、自分が情けなくてしょうがなかったです。市民ランナーで有名な川内さんが残り3kmでラストスパートをしてゴールと同時に倒れ込む場面を見ましたが、そのような力は私には出ませんでした。少しでもいいから走ろうと思いながらも、上り坂では走ることができません。



       残り1kmでゴールの鴻ノ池競技場への上り坂が待っていました。そこにはすでにマラソンを終えて帰る人の流れができていました。疲労困憊で歩く私に、mixi仲間が声をかけてくれました。つい私が「制限時間に間に合うの?」と聞くと、「まだ大丈夫だからがんばれ!」とエールを送ってくれました。その声とみんなの顔を見ると少しだけ走れました、でもすぐに歩くことになりましたが・・。競技場に入ると、今回のゲストである有森裕子さんが出迎えてくれて、「まだ大丈夫!まにあうよ」と大きく声をかけてくれてハイタッチしてくれました!やった!です。残り1分と聞いて、シャッターを切る余裕まででてきました。

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       ゴールと同時に完走者がもらえるタオルとメダルを掛けてもらえました。そして、記録は5時間59分ジャスト。本当にホッとしました。



       マラソンがこんなにも自分との戦いになるとは夢にも思いませんでしたが、とりあえず叱咤激励の自分が甘い自分を打ち負かしてくれました。そして、次の挑戦、次回のフルマラソンは、少し余裕をもって走りたい!です。



       今回むすび丸と一緒に走って、何人かのランナーから「むすび丸、がんばってね」と声をかけてもらました。むすび丸を通じて、その声が東北にも届いてくれたかなと思っています。



       奈良マラソンは運営がしっかりしており、多くのボランティアの方々のおかげでランナーは気持ちよく参加させてもらえました。最後になりましたが、奈良マラソンに参加されたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。私も次回の大阪マラソンで再び落選したら、ボランティアに登録してランナーを応援しようと思うほどでした。

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      2015.04.27 Monday

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        コメント
        ご無沙汰しています。
        フルマラソン完走おめでとうございます!
        走りきれたことは素晴らしいと思います!
        僕も以前からマラソンをしてみたくて大阪マラソン
        にエントリーしたんですが落選。悔しくて翌週にあった
        淀川マラソンにエントリーしました。一応完走したんですが
        途中股関節が痛くて歩いてゴールでした。ゆっくりでもいいから走ってゴールしたかったです。
        それから被災地へのボランティアお疲れ様でした。
        被災地からの手紙ありがとうございました。
        僕も時間があれば行きたいと思いましたが、なかなか
        行くことは難しいので身近な方が行っているとわかり
        とてもうれしく思いました。
        海外にも行かれたんですか?うらやましいです!
        また被災地などや海外のことなど、お話を伺いたいです。
        • by はたやす
        • 2011/12/16 10:20 PM
        はたやすさん、コメントありがとうございます。

         奈良マラソンはアップダウンが激しいコースだと言われていて、15kmからは下り坂は走ることが出来るのですが、上り坂と平坦な場所は歩いてしまったので、走ることができたのは半分だと思います。今回の結果は情けなさ半分だったため、次回のフルマラソンはもっと余裕をもって走りたいので、まだまだ練習は続ける予定です。

         はたやすさんは泉州マラソンにエントリーされる予定ではありませんか?その時はぜひ応援しに行きます。
        • by 海田弘美
        • 2011/12/18 10:45 AM
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